先日生徒に、先生!演奏の仕事が入ったら何をもっていくんですか?
との質問。
荒川「楽器。」
生徒「楽器のみですか?」
荒川「電源コード」
生徒「楽器と電源コードだけもって行くんですか?」
荒川「譜面」
生徒「いやいや、、全部教えてくださいよ。」
との会話があり、事細かくお話しました。
演奏依頼の内容や、形態によってもっていくものは変わりますが、
依頼が来た時点で
「何をもっていきましょうか?」と依頼主と相談します。
これはギターリストも一緒で曲調などで、持っていく楽器が変わってくるから。
アンプラグド(アコースティック)の場合は生ピアノだけですみますが、
ポップスやロックっぽい仕事だとシンセサイザーもいる場合があります。
楽器が決まると周辺機器が決まっていきます。
スタンド(楽器の載せる)、スローン(椅子)、ケーブル(手元周り)、ペダル
その他自分のモニタを持参することもあります。スピーカー2台、アンプ、ケーブル、
何もないところだと、譜面台や、譜面灯、ミキサーなども。
時と場合によります。
この他、譜面、衣装、筆記用具。
持参の人は車がいりますね。(現場でレンタルもあります)
ただ大切なのが、仕事の依頼がきた時になんとなく、状況を把握することが大切。どのようなイベントで、どのような場所、音響スタッフはいるのか、イベンターの仕事か、素人のお仕事なのか。それによって判断する事が多いです。
この業界に入り長く年月が経ち、仕事の依頼でだいたい持っていくものもわかりまが、依頼主が「よくわからないんです。。」という仕事もあります。この場合は出来る限り安全策をとり用意していきます。(その前になるべく確認を徹底しますが。)
本番は依頼側も不安ですから、こちらは自分周り音を出すところまでは責任を持って。その先はその先のプロの方が責任をもってやります。