今日は暑かった。
お外に出た。
すこし焼けた気がする。顔が赤い。。
昔はよく海に行って焼いた気がする。
一緒に音楽学校通っていたSaxの友人とよく海に出かけた。
いつからか海にいかなくなりました。若い時はあの暑さが平気だった。
その後30半ばを過ぎたあたりから釣りで海に出かけるようになった。
一度鹿児島の最南端佐多岬近くの磯で釣りをした事があります。
朝3時に出て、人が踏み入れないような森の中を歩き海に出る。
これが怖い。。知らない土地。しかも鹿児島最南端。途中でイノシシの子供を見た。
得体の知れない怪物が出てくるのではないか怯えながら急ぎ足で進む。
まもなく視界に最南端の海が広がります。
まだ暗く月明かりが海を照らしている。
周りには誰もいなく波が足下の岩に当たる海の音のみ。
頃合いの良い石に腰を下ろし
頭に付けたライトを頼りに仕掛けを作る。
はやる気持ちを抑えながら仕掛けを作る。
竿ケースから竿、リールを出し、竿を伸ばし
餌を付け頭に付けたライトを消し
第一投目。
水面にウキが浮いてその先の餌が海中を漂い始める。
うっすらと明るくなり始め、まだ涼しく気持ちが良い。
ただ7時頃にはもう暑い。鹿児島の夏。
このときクーラーには大きい氷はあったが飲み物が
ペットボトルの水280mlを1本だけでした。
朝10時頃にはもう水は無く、クーラーにいれていた氷で
しのいでいました。
ですがその当たりから、息がゼエゼエとなってきて
脱力感が身体を襲い始めました。
このときに「あ、熱中症だ。。」と気がつきます。ここには誰もいない、と理解すると同時にゾッとした思い。
慌てて、荷物をまとめ、磯(岩)を歩き、来た道を戻りますが、
息が苦しく、ゼエゼエとなり前に進めなくなります。「まずい。。」と思い、全ての道具、荷物をそこに放りだしとにかく歩きました。
どうにか車にたどり着き、トランクを開けて忘れていった飲み物をがぶがぶと飲み干しました。
車のクーラーを全開にして、椅子を倒して目を瞑りました
1時間半ぐらい立ち、体調も戻ったので荷物を取りにもどり、ことなきを得ました。
人には「ばかだなぁ」ってお話しですが、色々な事がかさなって結果バカな事となってしまいます。
みなさんも気をつけて下さいね。・・・鹿児島の磯には。