荒川 泰 ブログ

荒川 泰のブログ

犬神家の一族

先日ギターの友人がブログで

犬神家の一族』がおもしろく音楽もよかった。と書かれていたのでさっそく自分も見て見た。

f:id:ponpokosan:20200816230539j:plain

覚えているのはは小学生の頃で、テレビで怖くてちゃんとみていないのを覚えている。

映画が始まってあの有名なテーマソングが流れる。「あれ?」メロディラインがオードリー・ヘップバーン『シャレード』のテーマソングに似てる。と今さら気がつく(笑)

 『犬神家の一族』の音楽担当はルパン三世のテーマでも有名な大野雄二さんです。。イントロのフルートが入ったアレンジはもうまさに「大野雄二でございます。」といわんばかりのサウンドです。たまりません。

劇中のサウンドも大野雄二サウンドです。Fenderローズや、エレキベース、バンドサウンドがたまりません。効果音楽(ME、SE)も人が弾いている感じがまざまざと伝わりミュージシャンとしてはたまらないですね。。

この映画は角川春樹さんが映画化したものですが、音楽担当は大野雄二さんが抜擢されたそうです。監督は市川崑監督。レコーディング中に市川崑監督がいろいろ楽曲に文句を言うと総指揮者の吉沢さんが「楽曲は大野さんに決まっているんだから今更文句をいうな!」と言ったとかいわなかったとか。おかげで新しいサウンドとなりました。

この後からこのバンドサウンドが邦画でも沢山使われるようになった様な気がします。

時代劇でも警察ものでも。

 音楽ばかりの話になってしまいました。

映画はもちろん名作ですね。全体のなんともいえない邦画ならではの息を飲む感じと雰囲気作りが抜群。映画の中へと引き込まれていきます。

とは言えあまり怖い映画は好んでみません。(笑。。今更)