荒川 泰 ブログ

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ピアノを弾く。運指01

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ピアノの運指において

運指:指の運び方

 僕が教えているJazz、ポピュラーピアノでは最初に運指のお話をします。

ピアノを弾く上で運指の練習は避けて通れません。

僕もピアノを習って何十年。教えて何十年。お仕事としてピアノを弾いて何十年。

運指の一番の練習方法にたどりついた答えは:量(練習量、時間)をやる事です。

 色々効率の良い方法をいくつも考案したり、研究したりしましたが、量に勝る物なし。

運指の練習は単純なモノが多く、指を動かす事だけに集中するものになります。

運指の練習本ではクラシックの『ハノン』が一番有名です。

他に色々とありますが、まずこの本を試して大きな間違いはありません。

弾き方は次回。

 姿勢:ピアノに対しての体の位置

Jazzピアニストなどみているととんでもない姿勢だったり、Rockピアノだと立ち上がって髪を振り乱しながら弾いている方を見ます。

実際のプレイではどんな弾き方をしてもかまわないのです。踊ろうが、逆立ちしようがかまわない。ただ、練習をするときは一番効率よく、手首など体に負担がかからない方がいい。

ピアノに向かって鍵盤の真ん中あたり。88鍵盤の下から40番目の「ド」のあたりにおヘソをもっています。

距離は肘を軽く少し前に出したぐらい。

高さは手首から肘までが地上と平行になる様に。 

椅子の位置:上記の条件を満たす位置で、おしり半分だけで座ります。体重が足にかかっていないといけません。深く座ってしまうと力の伝わり方がおかしな方向へ行ってしまいます。

このような座り方をすると見た目も結構かっこいいんですよ。

参考にして下さい。

次は指の位置ですね。これも次回。