荒川 泰 ブログ

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DTMレッスン 音質問題

 

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今日の生徒さんは作曲の生徒さん達。

一人はお仕事で作成している曲を持ってきました。

 ワンコーラスではありますが、イントロも出来ていて、アレンジも完了。

今回のレッスンでは音質の問題にとりくみました。

 音質の善し悪しで音楽表現が全く変わります。

音の選択

音質の良しあしというのは良い状態で録音されているというものもありますが、

作成している曲にあっているかという観点からもみないといけません。

 今回はまず生ピアノの音でした。音自体は効果なソフト音源を使い良い音のモノです。ただ作成している曲には少々パンチが足りない音に思いました。エフェクト処理などをして少しパンチを出しました(コンプ、EQ )。良くなりました、ですがやはり根本的に音を選出する時点で表現に近い音を探した方が数倍良いものになるます。ピアノだったらなんでも良いのでは無く、その楽曲にあったピアノの音を探す。

 単体では無く、集合してひとつの音質

ドラム音を調整しました。

ドラムは個々の音色ももちろん大事ですが、3点のバランスがとても重要です。

そしてこのバランスがどらむの音質のひとつになります。

3点というのは『キック、スネア、ハイハット』。3点の音はもちろん曲に合わせるのですが3点としてバランスがとれていないと非常に楽曲バランスを整えにくくなります。

3点を整えていないと、なにか力がないとか、のりが出ないとかベースが小さいだとか、他の楽器やフレーズのせいになる事があり、ドラムの3点を見落としがちになります。

逆から言えばこの3点をまずは整えドラムとしての音質を見極める事はとても重要です。