2024年3月15日(金)
晴れ
昼間は暖かく
日が落ちると手先が冷たくなる感じでした。
ピアノを弾くには爪を切らねばなりません。
「先生!どのくらい切るのですか?」
との質問に
鍵盤を叩くときに爪の音がしないくらいだよ。とこたえます。
爪が伸びているとカッカッといった細い音がします。
これではサウンドに邪魔だし、弾きにくいはずです。
とある音楽学校でピアノの講師をさせていただいた時
副科ピアノの方を教えるコマがありました。
副科ピアノの生徒達はボーカル科、ギター科、ビジネス科など
ピアノ専攻では無い人達がきていました。
すると中には女性で爪がとてもとてもキレイに手入れしてあり、爪が驚くほど長い方がおられました。
レッスンの最初に鍵盤の叩き方を教えますが、やっぱり無理そう。
結局指の腹で鍵盤を押すという感じになります。全ての指が伸びきった感じ。
ピアノを弾きたいならば爪は切らねばなりませんが、専攻科目でもないので無理強いはいたしません。
運指の練習の時に「爪大丈夫?」と爪の方を心配して生徒に聞いてみると
「やり過ぎないようにします。」との返答でした。
思わず「そうだね。」と深くうなずいてしまいました。
人それぞれ大切な順位があるのですね。。。
実は私も親指だけあまり短くならないようにしています。
親指はピアノを弾くとき斜め横で鍵盤を叩くので尖端は爪が伸びていても
大丈夫なのです。(切り方があります。)
これは釣りをする時に非常に大切で糸や針など小さいものをつまんだりする時の為です!!
ひとそれぞれ。。