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《音楽のきっかけ》パート6(第一部 完)

2024年4月2日(火)

晴れ

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最低気温9℃

このまま温かさが続き、もう寒くなることはありませんね。

洋服の入れ替えですね。

 

《音楽のきっかけ》パート6(第一部 完)

 

昨日パート5では初めてのプロの仕事で洗礼を受けたお話でした。

パート6ではその後の演奏仕事と、楽曲制作の仕事がはいるきっかけです。

 

その後少しずつ仕事が入るようになっていきます。

  音楽学校の同級生に誘ってもらった船上パーティのバック演奏で、パーティに来ていた音楽関係者の方の目にとまり新人アーティストの演奏サポート(バックミュージシャン)の仕事を頂きます。その後サポートメンバーとも仲良くなり別のお仕事にも呼ばれるという形で序々に増えて行きます。

一つの仕事だけではなく、いくつも並行して色々な演奏する場所に行くことになります。今まで多数のアーティストのサポート仕事をやらせて頂きました。その他、キャバレー、ダンスホールの演奏仕事。ミュージカル、レコーディング等と

全ての仕事がとても刺激的でした。特にステージのお仕事は楽しいですね。

でもステージ凄く緊張します。これは未だに。プロになったら緊張しなくなると思っていましたが、そんな事は全く無く未だに緊張します。

 自分でバンドを組みバンドデビューも2度ほどしています。いろいろプロデューサーが目を掛けてくれましたが売れませんでした(T_T)。

このときに現場をいくつも経験出来て演奏のノウハウがみについていきました。

 さて演奏の仕事以外に今は音楽制作の仕事もしていますが、このきっかけとなったのが通信カラオケです。

26、7歳頃だと思います。第一興商といわれるカラオケのシステムを売っている会社が一気に通信カラオケに切り替わります。その為カラオケのデーター制作の仕事が出てきました。

 仲の良かったドラムの先輩に誘われカラオケ作りをすることとなります。でもまずはパソコンが必要。カラオケがどのようなもになるかわからなかったですが、思い切って購入することにしました。。

始めて数ヶ月経つと僕の作成したカラオケデーターがとてもキレイだという事ですぐに音楽データのチェック係に回されます。このときも先輩から「出来上がった曲をチェックするだけだから、一日5曲はできる、ハワイ旅行いけるぜ!」と甘い言葉にそそのかされ始めてしまいます。

 しかしこの世の中に甘い話などはありません。カラオケデータ作成者から送られてくるデータの酷い事。。

チェックとは名ばかり、、直し係でした。

直すだけではなく、カラオケ制作者をそだてていかなくてはいけない為、

メールでカラオケデータを作成した方に質問をするのですが、「ドラムのリズムパターンが違う様に思いますが、いかがでしょうか?」というこちらの質問に「だってこっちの方がかっこいいから」という返答。。。絶句。『カラオケとは・・・』

 半年ほどたった頃、私のカラオケデータがとてもすばらしいと言う事で表彰されました。

これをきっかけに音楽事務所の方からアレンジ仕事が舞い込みます。

最初はTVCM等のものから、アニメ映画、ゲーム、などそしてアーティスト曲のアレンジ等もてがけるようになりました。

このあたりから音楽だけの仕事になった様な気がします。

それまではバイトで4トントラックの運転手や、居酒屋、コンビニの深夜のバイト、鳶などやりました。鳶はすぐクビになりました。色々なバイトしました。それも音楽のおかげですが、やっと音楽の仕事だけになります。29歳頃。

 

さて『音楽のきっかけ』という事で書き始めてみましたが、いかがでしたでしょうか。

この文章を書いていると色々な想い出がよみがえってきました。

面白い話はまだまだいっぱいあります。

ひとつひとつのきっかけで音楽の仕事が出来るようになりました。

運が良く周りの人に恵まれていたのだと実感します。

そしてこれからもまた色々なきっかけがあると信じたいと思います。

音楽に感謝。

 

〇 音楽きっかけパート1

〇 音楽きっかけパート2

〇 音楽きっかけパート3

〇 音楽きっかけパート4

音楽きっかけパート5